Flex Builder 3 ではじめてのHello AIR ! アプリを作成する手順
AIR アプリ開発をFlex 関連ツールで行うには、Flex Builder 3を使用するか、Flex 3 SDKを使用する方法があります。
前者の場合、統合環境になりますので、作成したアプリケーションをパッケージ化するツールまで、全てが含まれています。後者の場合、テキストエディタでソースを記述し、コマンドラインでコンパイルする手順になります。
ここでは、Flex Builder 3 を使用してAIRアプリを作成する手順を紹介します。
Flex Builderプロジェクトの作成
下記の手順でFlex Builder 3 でプロジェクトを作成します。
- Flex Builder 3 を起動します。
- File > New > Others > AIR Project を選択してプロジェクトを作成します。
- ここでは、プロジェクト名は「HelloAIR」など適当なものにします。サーバテクノロジー(Server type)は 「Other/None」にします。
- プロジェクトファイルの保存先と使用するSDKバージョンを選択します。ここでは、デフォルトの保存先で、デフォルトのSDKのままにします。
- ソースパスやライブラリの固有設定画面がでますが、そのままで問題ありません。
「Next」を押して次に進みます。 - アプリケーションのIDや名前を設定できます。
ここでは、IDを「com.example.HelloAIR」と入力し、「Finish」を押してプロジェクトの作成を終了します。 - プロジェクトが作成されると、メインソースファイル(HelloAIR.mxml)と、AIRアプリケーション設定ファイル(HelloAIR-app.xml)ファイルが生成され、編集可能状態になります。


AIR プログラムを書く
AIRアプリケーションのプログラムを書きます。プロジェクト作成時に生成された、HelloAIR.mxmlというファイルが、Flex Builderで既に開かれて編集可能状態になっています。このファイルがアプリケーションのソースファイルになります。編集を始めましょう。
- アプリケーションのタイトルを「HelloAIR」にします。下図のように、mx:Applicationタグのパラメータとしてtitle="HelloAIR"を追記します。
- アプリケーションのスタイルを設定し、ラベルを配置します。コード全体は次のようになります。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<mx:Application xmlns:mx="http://www.adobe.com/2006/mxml" layout="absolute" title="HelloAIR">
<mx:Style>
Application
{
background-image:"";
background-color:"";
background-alpha:"0.55";
}
</mx:Style>
<mx:Label text="Hello AIR!!" horizontalCenter="0" verticalCenter="0"/>
</mx:Application>
「mx:Style」タグでは、スタイルをCSSと類似のフォーマットで指定できます。ここでは、アプリケーションのスタイルを設定しています。
「mx:Label」タグでは、ラベル文字列を表示します。ここでは、「Hello AIR!!」という文字ラベルを作成しています。
AIR アプリケーションの実行
入力したAIRプログラムを実行します。
- Flex Builder のツールバーにある、「実行」ボタンを押して直ちにアプリケーションが実行できます。
- Save and Launchダイアログでは、OKを押します。
- 生成されたAIRアプリケーションが実行されます。中心の「Hello AIR!!」という文字列がラベルになります。
AIR アプリケーションのパッケージング
作成したアプリケーションをAIRアプリケーションプログラムとして配布するには、インストール可能な形式でパッケージングする必要があります。
作成したアプリケーションがFlex Builder上で問題なく実行できることを確認したら、次の手順により、パッケージングします。
- Project > Export を選択します。
- Adobe AIR > Adobe AIR Package を選択します。
- パッケージに含めるファイルを選択できます。さしあたり、デフォルトのまま、「Finish」を押して終了します。
- AIR インストーラパッケージ(HelloAIR.air)が生成されていることを確認します。
このファイルにより、自分のAIRアプリケーションを配布できます。